格安スマホで使えるWi-Fiスポット

「格安スマホに変えたら今まで利用していたWi-Fiスポットが使えない・・・」
これは、格安スマホに乗り換えたユーザーからよく出る不満の1つです。

ただし、格安スマホでもWi-Fiスポットが使えるMVNOがあり、Secured Wi-Fi/DoSPOT、 BBモバイルポイント、Wi2 300などが利用できます。

それぞれに特徴があり、利用できるMVNOも違うので格安スマホを選ぶ際の基準にしてみてはいかがでしょうか。

Secured Wi-Fi/DoSPOT

NTTグループの通信事業者が提供するWi-Fiスポット。
NTTブロードバンド・プラットフォームの「Secured Wi-Fi」は、セキュリティーの高いWPA2方式の暗号化に対応。
また、NTTメディアサプライの「DoSPOT」は西日本を中心に個人商店や銀行などで利用できます。

全国の約83,000ヶ所にアクセスポイントがあり、エリアは非常に広い。
駅・空港・ホテルを始め、セブンイレブンやローソン、スターバックス、イトーヨーカドー、ロッテリアなどで利用が可能です。

利用できるMVNO

・OCNモバイルONE
・BIGLOBE SIM
・U-mobile

BBモバイルポイント

ソフトバンクが提供するプロバイダー対応の公衆無線LAN サービス。
全国のマクドナルド、JR主要駅や首都圏私鉄駅など、街のいろいろな場所や東海道新幹線(東京~新大阪間)のN700系車内および全17駅のコンコース待合室でご利用いただけます。

利用できるMVNO

・NifMo
・楽天モバイル
・DMM mobile
・IIJmio for BICSIM(ビックシム)

Wi2 300

次世代無線LAN規格の「11ac」を含む、全国最大規模のエリアを誇る公衆無線LANサービスです。
スタバ、タリーズ、マック、ドトールなど多くのカフェや店舗に設置されいています。

利用できるMVNO

・UQ mobile
・楽天モバイル
・DMM mobile
・IIJmio for BICSIM(ビックシム)

おすすめのWi-Fiスポットは

選び方としては、自分がキャリア時代によく利用した場所にもあればベスト。
他にも、格安スマホはお昼のピーク時には通信速度が遅くなる弱点がある為、昼食などをよく利用する全国のコンビニ・カフェ・レストランに多く設置されているWi-Fiスポットが望ましいです。

しかし、同じ全国チェーンのカフェでも同じWi-Fiスポットが必ずある訳ではないので、何が利用できるかお店に張られているロゴをチェックしておきましょう。

また、同じ場所にフリースポットがある場合も多いですが、Wi-Fi通信が暗号化されていないものが多いです。
そうなると通信内容が第三者から覗かれる可能性が大きくなるので、セキュリティ対策は必要に。

セキュリティを重視するなら、「フリーWi-Fiに有効なVPNアプリ(有料)を利用する」「httpsサイトにのみアクセスする」などの注意が必要です。

これらから考えると、アクセスポイントも多く、高いセキュリティを誇るSecured Wi-Fiがおすすめ。

Wi-Fiが利用できるMVNOのまとめ

MVNOにもWi-Fi付きがあるものの、使えるサービスやアクセスポイントが違う事が分かりました。
まとめてみましたので、参考にしてください。

MVNO サービス名 アクセスポイント 利用料金
OCNモバイルONE Secured Wi-Fi
DoSPOT
全国83,000ヶ所 無料
BIGLOBE SIM 無料~250円
U-mobile 無料
NifMo BBモバイルポイント 全国5,100ヶ所 無料
楽天モバイル BBモバイルポイント
Wi2 300
全国69,000ヶ所以上 362円
DMM mobile
UQ mobile Wi2 300
UQ Wi-Fi
不明
(表記無し)
無料
IIJmio for BICSIM(ビックシム) BBモバイルポイント
Wi2 300
不明
(表記無し)
無料

これらのMVNOは、専用アプリを使って、Wi-FiユーザID・パスワードの発行や接続設定を簡単に行うことができます。
BIGLOBE SIMは、プランよって料金が違うので注意しましょう。

有料であるWi-Fiスポットが、格安スマホを利用する事で無料で(もしくは安く)利用出来るのは大きな魅力の1つです。

格安スマホ選びに困ったら、一つの基準にしてみてはいかがでしょうか。

ただ、いくらWi-Fiスポットの条件が合ったとしても、他社より月額料金が高ければ意味がありません。
あくまでもWi-Fiスポットを利用する頻度から、付けた方が良いか、付けなくても月額料金が安い方が良いかを考えた全体的なバランスにも注意したいところです。