格安SIMを利用してドコモiPhone5Sに機種変更してみた

元々格安SIMを利用して、もう2年は経ちます。
スマホはSIMフリースマホのZenFone5を利用していますが、iPhone5sを貰ったので機種変更しました。

初期設定のやり方は他サイトでも紹介されていますが、自分の場合、色々なアクシデントに遭遇。
これでつまずく人も多いそうです。


この一連の流れを追っていったものなので、これからiPhoneで格安SIMを考えている方は、これを見ただけで対策となると思います。

1日目:格安SIMで早速つまづく

自分が使っていたのはZenFone5。早速、SIMを取り出します。

これってマイクロSIMです・・・

自分で挿した記憶はあるのですが、それ以来見たことがないのでサイズをすっかり忘れていました。
ちなみにiPhone5sはナノSIM・・・サイズが全く合わない…当然ですが・・・

ここでMVNOでサイズ変更するか、自分で加工するか迷う。
⇒どれにする?サイズ変更方法あれこれ

お金はかかるけど、無難にサイズ変更に決定!

早速、契約先のOCNモバイルONEに連絡しました。

新しいSIMが送られてくるまで約1週間かかるとのこと。
変更手数料は、3,000円(税抜き)思わぬ時間とお金ロスに。


ちょっと前のスマホを使っている人ならマイクロSIMの可能性があります。
SIMのサイズは前もって確認しましょう。
格安SIMを初めて利用する方は、ナノSIMで契約しましょう。

SIMが無くてどこまで設定できるのか

サイズが変更されるまでにはまだ時間がかかるので、SIMなしでどこまで設定できるかでやってみました。

とりあえず、電源を入れる。
なお、iPhone5sは初期化したとのこと。

そりゃそうだ。
左上にも「NOSIM」の文字。
それでも突き進みます。

もちろん、日本語に設定

キーボード設定の前にメッセージが。
iPhoneをアクティベートするには、PINロックされていない有効なSIMを挿入してください。

アクティベート?
今考えるとこのメッセージをしっかり理解しておけばよかった。

キーボードはいつでも変更できるので、とりあえずそのままに。

Wi-Fiの設定。そしてパスワードを入力。
つながると直ぐにアクティベートが始まります。

しかし、アクティベーションロックがかかる。

調べてみると、
SIMカードが挿入されていないと、iPhoneは再起動するごとにアクティベーションロックがかかる」との事。

やはりSIMは必要でしたが、事態はもっと深刻でした。

とりあえず、この日は終了。


初期設定をする為には、SIMは必須です。
必ずSIMを用意し、挿してから作業を行いましょう。

作業2日目:ナノSIMが到着するも・・・

なんやかんやで一週間位(水曜日に電話して月曜に届く)で届く。
思ったほど待たされず。

これがサイズ変更で届いたSIM。

サイズもピッタリ。当たり前!
早速、iPhoneに挿してみた。

電源ONに。

始めの流れは同じなので省略します。
次は、Wi-Fiの設定をして、アクティベーションが始まったところから。

悪夢再び。

またアクティベーションロックがかかる。

前もって作成したApple IDのIDとパスワードを入力してみましたが、「パスワードが正しくありません」の表示が。

iPhone初心者の自分は訳が分からず調べたところ、
まだ以前の持ち主のアカウントに関連付けられたままになっているのが原因らしい。

解決策として、

①以前の持ち主のアカウントを入力してもらう
②以前の持ち主のアカウントからデバイスを削除してもらう必要がある

とのこと。

自分の場合は、以前の持ち主が近くにいないので、デバイスを削除してもらうを選択。
連絡する事にしました。

外してもらうまでどうしようもないので、作業終了。

しかし、以前の持ち主が分からない中古品を購入してロックがかかっていたらと思うとゾッとする。


中古品や人から譲り受けた場合は、アカウントが関連付けられたままになっていないかちゃんと確認しましょう。
相手がその場にいない時は、 自分 (以前の持ち主) のApple ID でiCloud.comにサインインしてもらい遠隔操作でデバイスを削除してもらいましょう。

⇒アクティベーションロックがかかっているか確認・解除方法

作業3日目:3度目の正直

何とか連絡も取れディバイスを削除したとのこと。
これで先に進むハズ・・・

3度目の挑戦!

今回も、Wi-Fiの設定まで省略。

アクティベーションが始まり・・・

やりました!後は進むのみ!

面倒そうな指紋認証は後回しにしてパスコードを作成。

Appとデータは「新しいiPhone」として設定を選択。

自分が設定したID・パスワードを入力。
サインインすると利用規約に。もちろん「同意する」をタップ。

iCoudキーチェーンは、ログインに必要なメールアドレスやパスワードを保存してくれる機能。
2回目以降、自動で入力させることも可能なそうなのでこれは便利ですね!

先程決めたパスコードと確認コードを求められる。
確認コード?そんなのあったっけ?わからないので飛ばす。

⇒確認コードの取得と確認方法

Siriは後で設定。
一応、診断を「Appleに送信」にしましたが、これは任意で。

「ようやく終わったか」と思いきや、格安SIMを利用している場合、まだ終わりではありません。

契約先のMVNOで「構成プロファイル」をダウンロード・インストールする必要があります。
Safariを起動して、「OCNモバイルONE」と検索。

公式サイトから、「構成プロファイル」をダウンロード・インストールをします。

問題なく終了。

試しにWi-Fiを切ってみると、左上の表示が「docomo 4G」に。
これで外でもネットが出来ます!

ようやく終えた感想

SIMのサイズ変更やアクティベーションロックなど、なんやかんやで一週間、実質3日の作業とえらい時間がかかりました。
しかし、しっかり準備をしていれば1日で終える作業です。

あとApple IDを持っていなかったら、予め作成した方がスムーズに行くと思います。

最後に「これさえ抑えておけばスムーズに作業が行える事項をまとめました。

初期設定前の確認・やっておきたいこと

  • SIMの用意
  • SIMサイズは合っているか
  • 以前の持ち主のアカウントが残っていないか
  • Wi-Fiへ接続する為のパスワードの確認
  • Apple IDの作成は初期設定でもできるが、前もって作成した方が楽
  • 構成プロファイルがダウンロードできるページの確認

今回はiPhone5sでしたが、Phoneなら余り変わらない気がします。

問題が起きた部分がしっかり準備出来ていれば、とんとん拍子に進むので、しっかり準備しておきましょう。